塩切り2013年02月05日

 風邪を引いたり、私事でどたばたしたりして、遅れていた味噌の仕込みを始めました。
 今日は大豆を大鍋で煮るのと、麹の塩切り。明日が本番ですが……明日雪なんですよね。軽鴨の君出勤できるのかしら。もし出勤できなかったら、初の「軽鴨の君の前で作る味噌」になるのか。そして、今までひた隠しにしていた大鍋の大きさがバレて、何とんでもないもの買ってるんだと超叱られそうな気が。でも新しく一回り小さい鍋を買うのはもっと無駄だ……(笑)。
 まあそんな個人的な事情はともかく、味噌を仕込む時は寒い方が雑菌が繁殖しにくいので(本当はもっと寒い1月中にやるべきだった)雪が降る日に仕込むのはまことにふさわしいと言えましょう。

 麹の塩切りは、要は塩と麹をよく合わせて麹の粒に塩をまとわせるものですが、味噌を作る作業の中でこれが一番好きです。なぜならとてもいい匂いがするから。
 私が使っているやさかの玄米麹は、甘さと同時にコクのある香ばしさがあって、上等のにんにくを思わせる食欲をそそる芳香がします。塩を合わせている時は、本当においしそうな匂いがただよいまして、役得役得とつぶやきながら塩切りするのが毎年の恒例。

 この麹の香りと、大豆を煮る匂いが部屋にたちこめると、冬の最後のこの大仕事が意識され、春が来るんだなぁと思います。

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