ガーディアンエンジェル2012年01月02日

 年末年始というのは何故か体調を崩しやすいもので、去年は私がいきなり高熱を出して寝込んだりしてたのですが、今年は軽鴨の君の風邪がなかなかよくなりません。
 という訳で、今日はラベンダー3滴とティートリー2滴の精油をディフューザーに入れて、芳香浴です。
 体調が優れない時には、やはりラベンダーとティートリーは強い味方です。体調がいい時にはあまり使おうと思わない組み合わせでもあります。変な例えですが、「病院の雰囲気を柔らかくした感じ」の香りだと思います。白衣の医師がまとう空気の、最も優しく穏やかで患者の心身に寄り添う部分を香りで表現すると、こんな感じになるのではないかと思います。
 普段はあまり意識しないけれど、弱っている時には思い出して頼りたくなるという意味で、私はこのブレンドをガーディアンエンジェルとこっそり呼んでいます。大天使ガブリエルの、優しくもちょっと厳しい表情を思い出すのです。

ヒバの湯玉2011年11月08日

 昨日のお風呂には、ヒバを入れました。精油ではなく、ヒバの木材を玉状に加工した、湯玉というものです。ヒノキの湯玉はメジャーですが、ヒバの湯玉も、最近あちこちで見かけるようになってきました。
 湯玉の状態だと、そんなに香りもしないので、大丈夫ですかね博士?な感じなのですが……木の力とはすごいもので、水から沸かすと、沸いた時には湯船全体にふうわりと、しっとり甘やかな、それでいて穏やかな香りが広がります。
 ヒノキはぐっと重厚で、静まり返った森のような香りですが、ヒバはそれに比べると優しいというか明るいというか、親しみやすい感じです。その代わり、香りの持ちはヒノキより弱い気がします。ヒノキがベースノートなら、ヒバは同じベースノートでもややミドルノート寄り……でしょうか。いえ勝手に私がそう感じるだけなので、専門家がちゃんと診断すると全然違ったりしそうですけど。あと、湯玉を使った時の話なので、精油だとまた違う状態になることもありそうです。同じハーブでも、精油を使った時と、ドライハーブをお風呂に入れた時と、微妙に違いますものね。
 ともあれ、なかなかヒバ風呂は心安らぐものだったので、またやってみようと思います。
 実は、いつか石けんに使おうとヒバ精油も買ってあるのですが……どんな感じになるのかなぁ。

 ここ数日、何故か私はまた、やや抑鬱的な状態が来ていて、片づけをじわじわと進める一方で、昼はぐったりと寝ていることも多くなっています。まぁよく来る波ではありますし、できることを少しずつ進めながら、この状態をなだめていくしかないとわかっているのですが。
 木の香りが、少しでもこれを和らげてくれるといいなぁと思いつつ、私は今日もながながと横になっています。

化粧水とリンス2011年11月04日

 洗髪に使っているヘアリンスが切れていたのと、自家製の化粧水もだいぶ前になくなっていたので、取り急ぎ自作しました。取り急ぎ、と言うくらいですから、とても簡単なレシピ。
 化粧水は、昨日作ったカッテージチーズの乳精を使うか悩んだのですが、ちょっと日もちしそうにないので、今回は普通に精油とグリセリンとお水で作りました。最近疲れ気味で、肌も耳の辺りのかぶれがまた出てきたので、ジャーマンカモマイルとラベンダーを1滴ずつ。
 ラベンダーは、いい香りだと思うのですが、実は私の使う回数は少なめです。ラベンダーって何となく優等生的というか、色々できすぎて欠点がなくて優しい天使のようで、普段の暮らしではあんまりぴんと来ないのです。火傷や切り傷ができた時の消毒と細胞修復には欠かせないのですが、単独の香りとしては使用頻度がとても低い方に入ります。
 そんなラベンダーと、ピーターラビットのお母さんがピーターによく与えていた「お母さんのハーブ」とでも言いたくなるようなカモマイルをブレンドすると、白い羽毛布団というか、安静そのものの雰囲気をかもしだします。いい香りではなく、ハーブ調の「休みなさい」と命令するような香りです。
 そんな香りをチョイスする今の私は、風邪のせいかやはり少し疲れているのでしょうか。

 ヘアリンスの方は、クエン酸15ccに水300cc、定番のローズマリー3滴に、ちょっと変わったところでクロモジの精油を2滴入れてみました。
 クロモジは、黒文字とも書くあの日本の樹です。最近は日本の植物から採る精油も色々と出回ってきていますね。今回使った精油は、伊豆の温泉旅館の自家製で、生活の木さんやyuicaさんの品質の保証されたクロモジ精油に比べると、いかにも手作りという風情ですが、クロモジの甘さとさわやかさと苦さが入り混じった芳香は健在です。
 ただクロモジの精油は典型的なトップノートで、長持ちはしない感じですね。石けんに入れる時には、ちょっと注意が必要かなぁなどと思いました。

 そんなこんなで、今日も私は植物に助けてもらいつつ、がんばって生きております。

控えめな空気清浄2011年11月01日

 昨日からどうも風邪を引いたようです。激しい喉の痛み、節々の痛み、鼻詰まり、たまに咳。
 まさか秋の花粉症ではないと思うのですが……。最近の花粉症は、喉が痛くなったり頭痛がしたり倦怠感があったり、風邪と同じような症状が出るそうで、ちゃんと検査しないと見分けられないようですけどね。でも検査のために病院に行って、さらなる風邪をもらってきたりしても困りますし。
 そんな訳で、とりあえずは風邪だと思い込んで、スパイスや生姜を入れたミルクティーを飲んだり、にんにくをやまほど入れたスパゲティペペロンチーノを食べたりして、対処しています。本当はエキナセアのお茶かエキスを飲みたいのですが、こういう時に限って切らしていて、買いに行く元気もないという間の悪さ。でもマスクを買ってこないといけないので、がんばって買いに行こうか悩んでいます。

 昨日は抗菌・抗炎症作用・呼吸器の症状の緩和作用がある、ティートリー2滴、ユーカリ2滴、フランキンセンス1滴の精油をアロマディフューザーで芳香浴してみました。
 フランキンセンスの量を控えめにしたので、香りをただよわせるというよりも、空気を浄化するというか、あまり主張をしない香りになっています。「いい香り」を目的にするなら、これにベルガモットとかグレープフルーツとか、ラベンダーを入れる方がいいと思うのですが。ペパーミントもいいのかな。
 でも今回は、シナモンと生姜とカルダモンの蜂蜜漬けを入れたミルクティーをいただきながらの芳香浴だったので、これくらいの主張のない香りがありがたいです。早く治ってくれるといいのですが……ほんとに花粉症だったらどうしよう。