冬練三九2006年12月22日

今日は冬至。
寒さに弱い身としては、何とも辛い日だ。ユールの儀式をしようかとか、キャンドルナイトに参加しようかとか、色々考えていたのだけれど、結局静かに過ごして終わってしまいそうである。
薬膳の先生が教えてくれたのだが、中国では冬至から二十七日間の過ごし方が次の一年の健康を左右すると考えていて、この季節に高麗人参などを贈りあう習慣があるんだそうな。日本人は四季がこんなにはっきりした土地に住んでいるというのに、どうしてこういう習慣が廃れているのだろう。陰陽思想や五行とともに、入ってきているはずの知識なのに。
寒くてくたっとしているけれど、せめて柚子湯には入って、しみじみと冬に向かい合うとしよう。