独学 ― 2005年08月22日
薫香は難しいです。専門家がきちんと調合した練香や、もっと簡単に線香などを使えば簡単なのでしょうけれど、自分で樹脂やドライハーブを焚こうとするとすぐに焦げてしまいます。
炭の大きさや火を点けてからの時間、灰の量などを加減しながら、インセンスが焦げず、芳香成分は解放されるようなちょうどいい温度のポイントを見つけなくてはなりません。
昨日より今日、今日より明日は上達していると思いたいところですが……実際はどうなんでしょ。
私は大変に享楽的にできているというか、辛いこと苦しいこと面倒なことはキライ、ハングリー精神ゼロですから、手応えのないことを続けることは大変な苦行です。
でも、あれこれ手探りして、本で読んだだけのことを自分の手で構築し直す過程は、気持ちがいいものです。
成果がつかめないことに嫌気がさしたら、放り投げてやめてしまうことも、できます。気楽さは、誰も助けてくれないことの難しさ、無駄の多さの裏返しです。
家庭料理やアロマテラピーや、文章を書くことには、ある共通点があります。
セオリーの部分がそれほど多くなくて、自由度が高く、「不正解」がほとんどないことです。
無限の正解の中からひとつの「私の正解」を聴きとる。そして振り返るとその他にたくさんの正解が広がっている。そういう世界が、私は好きです。
炭の大きさや火を点けてからの時間、灰の量などを加減しながら、インセンスが焦げず、芳香成分は解放されるようなちょうどいい温度のポイントを見つけなくてはなりません。
昨日より今日、今日より明日は上達していると思いたいところですが……実際はどうなんでしょ。
私は大変に享楽的にできているというか、辛いこと苦しいこと面倒なことはキライ、ハングリー精神ゼロですから、手応えのないことを続けることは大変な苦行です。
でも、あれこれ手探りして、本で読んだだけのことを自分の手で構築し直す過程は、気持ちがいいものです。
成果がつかめないことに嫌気がさしたら、放り投げてやめてしまうことも、できます。気楽さは、誰も助けてくれないことの難しさ、無駄の多さの裏返しです。
家庭料理やアロマテラピーや、文章を書くことには、ある共通点があります。
セオリーの部分がそれほど多くなくて、自由度が高く、「不正解」がほとんどないことです。
無限の正解の中からひとつの「私の正解」を聴きとる。そして振り返るとその他にたくさんの正解が広がっている。そういう世界が、私は好きです。
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