達成 ― 2005年08月01日
今日と同じ日は、二度とやってきません。
哲学的にはそのことを理解していても、実際にはそれを実感できる人はあんまりいないのだと思います。
もちろん私も、しょっちゅう一日を無為に過ごしてしまって、「あーあ」と思う毎日です。
で、今日考えました。
毎日毎日毎日、ものすごく小さなことでいいから、「その日を他の日と区別すること」を何か見つけよう、と。
その日以外、起こらない何か。たとえ年の車輪が一回りし、暦の上では同じ日がめぐってきたとしても、起こらない何か。
ある本を初めて読み終えたとか、新しい料理のレシピに挑戦してみたとか、大きいことなら何かおはなしを書き上げたとか。
毎日、たとえどんなにささやかなことでも、何かを見つけたり達成したりして生きていけるものなのか、わからないのですが、やってみたいと思います。
哲学的にはそのことを理解していても、実際にはそれを実感できる人はあんまりいないのだと思います。
もちろん私も、しょっちゅう一日を無為に過ごしてしまって、「あーあ」と思う毎日です。
で、今日考えました。
毎日毎日毎日、ものすごく小さなことでいいから、「その日を他の日と区別すること」を何か見つけよう、と。
その日以外、起こらない何か。たとえ年の車輪が一回りし、暦の上では同じ日がめぐってきたとしても、起こらない何か。
ある本を初めて読み終えたとか、新しい料理のレシピに挑戦してみたとか、大きいことなら何かおはなしを書き上げたとか。
毎日、たとえどんなにささやかなことでも、何かを見つけたり達成したりして生きていけるものなのか、わからないのですが、やってみたいと思います。
制限時間 ― 2005年08月02日
プレッシャーに弱い人間である。
締切を決めることで、集中して、普段以上のエネルギーを出すというやり方をする人も多いけれど、どうも私はそれができない。追いつめられると、ただただ塩をかけた青菜のように萎れるばかりで、惨憺たる結果に終わることが多い。
まぁ自由にやったことがいい結果になるのかと言えば、また別の話だけれどね。
人はいつか死ぬという意味で、有限の時間しか持っていない。
けれど、急きたてられるように時間を有効活用しようとあがくほど、少ない時間ではないんだろうと思う。
嫌いなことや、他人の真似をしていられるほど長くはないけれど、胃を痛くしながら走りまわるほど短い時間でもない。
ちょうどいいペースで生きるってことは、何やら難しい。
難しいから、他人に時間を決めてもらう方が楽なんだろう。
でも、私は、自分で時間を決めることを選んだ訳だから、文句を言う先がない代わりに、立ち止まって空を見上げることができる。
どちらを選ぶかは、たぶん、割と簡単に決められることなのだ。その気になりさえすれば。
締切を決めることで、集中して、普段以上のエネルギーを出すというやり方をする人も多いけれど、どうも私はそれができない。追いつめられると、ただただ塩をかけた青菜のように萎れるばかりで、惨憺たる結果に終わることが多い。
まぁ自由にやったことがいい結果になるのかと言えば、また別の話だけれどね。
人はいつか死ぬという意味で、有限の時間しか持っていない。
けれど、急きたてられるように時間を有効活用しようとあがくほど、少ない時間ではないんだろうと思う。
嫌いなことや、他人の真似をしていられるほど長くはないけれど、胃を痛くしながら走りまわるほど短い時間でもない。
ちょうどいいペースで生きるってことは、何やら難しい。
難しいから、他人に時間を決めてもらう方が楽なんだろう。
でも、私は、自分で時間を決めることを選んだ訳だから、文句を言う先がない代わりに、立ち止まって空を見上げることができる。
どちらを選ぶかは、たぶん、割と簡単に決められることなのだ。その気になりさえすれば。
蝉時雨 ― 2005年08月03日
夏真っ盛りだというのに、今年は近所で蝉時雨が聞こえてきません。
あれを聞くと暑さを感じるといって嫌がる人もいますけど、私は蝉時雨はむしろ涼を感じる音なので、できれば思いっきり響いていてほしいのです。
時雨とたとえるくらいだから、滝が流れ落ちる時の水のような、さわやかな音だと思うんですけどねぇ……。
むしろ蝉の声も聞こえない、重苦しいヒートアイランドの暑さの方が、よっぽど不快です。
私が住んでいるところは、東京23区の中ではかなり緑に恵まれたところなのですが、それでも蝉にとっては生きづらい土地になりつつあるのでしょうか。
あ、でも蝉は七年周期で大発生するって説を聞いたことがあるな。もしかしたらあと何年かしたら、またやってきてくれるのかも。
そうであってほしいな。蝉のいない沈黙の夏は、小鳥の声のしない沈黙の春と同じように、いやなものだと思うのですが。
あれを聞くと暑さを感じるといって嫌がる人もいますけど、私は蝉時雨はむしろ涼を感じる音なので、できれば思いっきり響いていてほしいのです。
時雨とたとえるくらいだから、滝が流れ落ちる時の水のような、さわやかな音だと思うんですけどねぇ……。
むしろ蝉の声も聞こえない、重苦しいヒートアイランドの暑さの方が、よっぽど不快です。
私が住んでいるところは、東京23区の中ではかなり緑に恵まれたところなのですが、それでも蝉にとっては生きづらい土地になりつつあるのでしょうか。
あ、でも蝉は七年周期で大発生するって説を聞いたことがあるな。もしかしたらあと何年かしたら、またやってきてくれるのかも。
そうであってほしいな。蝉のいない沈黙の夏は、小鳥の声のしない沈黙の春と同じように、いやなものだと思うのですが。
祝儀 ― 2005年08月04日
私はiTunesに出会って以来、音楽はもっぱらMacintoshで聴いています。
本日、ようやく日本のiTunes Music Storeがオープンしたということで、お祝いに7曲ほど購入しました。
曲単位で買えるというのはいいですねぇ。CDショップと違って試聴ができるのもいいことです。
しかし思ったのですが、今までは、大体1曲が5分前後。それが10曲から15曲くらい集まって、ひとつの商品となっていたんですよね。ポップスの場合ですが。
これってまるで、短歌とか俳句とか詩集とか写真集みたいなものです。
これからは、詩集の中のひとつの詩だけを選んで買うことが可能になる訳で。
こういったことが、大きくコンテンツの性質を変えていくように思います。ポップスを始めとする音楽は、これからどうなっていくのかな。
わくわくしますね。
本日、ようやく日本のiTunes Music Storeがオープンしたということで、お祝いに7曲ほど購入しました。
曲単位で買えるというのはいいですねぇ。CDショップと違って試聴ができるのもいいことです。
しかし思ったのですが、今までは、大体1曲が5分前後。それが10曲から15曲くらい集まって、ひとつの商品となっていたんですよね。ポップスの場合ですが。
これってまるで、短歌とか俳句とか詩集とか写真集みたいなものです。
これからは、詩集の中のひとつの詩だけを選んで買うことが可能になる訳で。
こういったことが、大きくコンテンツの性質を変えていくように思います。ポップスを始めとする音楽は、これからどうなっていくのかな。
わくわくしますね。
吸血鬼 ― 2005年08月05日
明日明後日の土日は、軽鴨の君に予定が入ったので、ひとりで過ごすことになりそうだ。
ひとりの時間は嫌いじゃない。特に今は鳥もいるし。
でも、自分に余裕のある時でよかった。
仕事が入って総合的なエネルギーがはなはだ不足していた時に、ひとりになった時は、本当に厳しかった。
私は周りの人から、何か気力を吸い取って生きているんじゃないだろうか。周囲の生気を奪って、周りの人を疲れさせて、そのくせ自分は元気を保っているのかも知れない。
私が死んだら、色々な人が元気になるのかも知れないな。そういう意味では、死ぬのもまた結構なことだ。
ひとりの時間は嫌いじゃない。特に今は鳥もいるし。
でも、自分に余裕のある時でよかった。
仕事が入って総合的なエネルギーがはなはだ不足していた時に、ひとりになった時は、本当に厳しかった。
私は周りの人から、何か気力を吸い取って生きているんじゃないだろうか。周囲の生気を奪って、周りの人を疲れさせて、そのくせ自分は元気を保っているのかも知れない。
私が死んだら、色々な人が元気になるのかも知れないな。そういう意味では、死ぬのもまた結構なことだ。
波 ― 2005年08月06日
文章を書くことにも、一定の波があるのは、言うまでもない。
書きたい気分もあるし、書きたくない気分もある。それはあくまで気分だから、実際の文章の出来には、実はあまり関係ない。
ただ、集中力はそれによって確かに上下する。だから、書きたくない時には、できればどこか退屈なところに閉じこめられて、書く物だけ与えられているのが一番いい。書き出せば、そのうち文章の方が勝手に動き出す。
少なくとも私の場合は、文章を邪魔するのは、多忙であったりする。
せねばならないことは少ない方がいい。もっとも、それは大半の人にとっては許し難い状態なのだろうけれど。
書きたい気分もあるし、書きたくない気分もある。それはあくまで気分だから、実際の文章の出来には、実はあまり関係ない。
ただ、集中力はそれによって確かに上下する。だから、書きたくない時には、できればどこか退屈なところに閉じこめられて、書く物だけ与えられているのが一番いい。書き出せば、そのうち文章の方が勝手に動き出す。
少なくとも私の場合は、文章を邪魔するのは、多忙であったりする。
せねばならないことは少ない方がいい。もっとも、それは大半の人にとっては許し難い状態なのだろうけれど。
疲労 ― 2005年08月07日
日記に書くようなことが何もない!と言いたくなる日は、大抵、疲れている日です。理由は何であれ。
書き始めれば、書きたいことというものは出てくるものです。
書きたいことがない、というよりも、書くだけの気力がない、と言うべきなのでしょう。
今日は、書きたいことがない、と書きたくなるような、ちょっと疲れた日です。
ああ、元気よくヴァナ・ディールの川流れる美しい都にでも行きたいなぁ。
書き始めれば、書きたいことというものは出てくるものです。
書きたいことがない、というよりも、書くだけの気力がない、と言うべきなのでしょう。
今日は、書きたいことがない、と書きたくなるような、ちょっと疲れた日です。
ああ、元気よくヴァナ・ディールの川流れる美しい都にでも行きたいなぁ。
雷 ― 2005年08月08日
東京練馬はただいま、ものすごい雨と雷です。音だけでなく、光も走ります。
私は雷が苦手です。
基本的に、大きい音がするもの、それも突然大きな音がするものが大変苦手です。電話、ガード下、雷などはどれも私の心拍数をはねあがらせます。
しかしその中でも、雷の音というのは別格ですね。身体中の細胞に揺さぶりをかけられているような気がします。
まぁ、電話の音のように「気が滅入る」ものよりはいいのだと思いますが。
私は雷が苦手です。
基本的に、大きい音がするもの、それも突然大きな音がするものが大変苦手です。電話、ガード下、雷などはどれも私の心拍数をはねあがらせます。
しかしその中でも、雷の音というのは別格ですね。身体中の細胞に揺さぶりをかけられているような気がします。
まぁ、電話の音のように「気が滅入る」ものよりはいいのだと思いますが。
扇風機 ― 2005年08月10日
昨日はビデオの編集などやっていたら、日記を書き忘れてしまいました。やれやれ。
先日卓上扇風機を買いました。今は、ひとりでいる間は扇風機をつけて、軽鴨の君が帰ってきたらエアコンをつけるという過ごし方をしています。
男の人は体感温度が高い人が多いようで、「エアコンがないと死ぬ」と真顔で言うことが多いですが(軽鴨の君も死ぬそうです)、私は大丈夫ですね。扇風機で大変快適に過ごしています。
温度というのは多分に慣れなので、気温30度湿度62%となっているこの部屋でも、問題はありません。とこの文章を読んだ私の暑さに弱い知人達が、想像しただけでバタバタを倒れていくのが目に浮かぶようです。
それはさておき、扇風機のみで過ごしていると、小さい頃の「夏」の感覚を思い出しました。
私は、エアコンが当たり前の設備ではなかった、最後の世代に属しているのかも知れません。中高生時代は、エアコンなしで普通に過ごしていました。学校の教室にもエアコンはなく、そこで何とブレザーなど羽織って過ごしていたのです。
(もっともそれは、私が鉄道遠距離通学者だったので、行き帰りの冷房がきつくてブレザーが必須だったせいですが)
その頃は、夏ってこんな感じに過ごしていたなぁ、としみじみ感じるのです。
エアコンなしで過ごすと、空気に、夏の匂いとでもいうようなものが満ちてきます。体の細胞のひとつひとつが、それを吸いこんで太陽の光を発散するような感じです。
まぁたくさんの大人や軽鴨の君も、夏に一生懸命働かなくてよくて、長い長いお休みをとれるのなら、こんなにエアコンを必要としないのかも知れません、けれどね。
先日卓上扇風機を買いました。今は、ひとりでいる間は扇風機をつけて、軽鴨の君が帰ってきたらエアコンをつけるという過ごし方をしています。
男の人は体感温度が高い人が多いようで、「エアコンがないと死ぬ」と真顔で言うことが多いですが(軽鴨の君も死ぬそうです)、私は大丈夫ですね。扇風機で大変快適に過ごしています。
温度というのは多分に慣れなので、気温30度湿度62%となっているこの部屋でも、問題はありません。とこの文章を読んだ私の暑さに弱い知人達が、想像しただけでバタバタを倒れていくのが目に浮かぶようです。
それはさておき、扇風機のみで過ごしていると、小さい頃の「夏」の感覚を思い出しました。
私は、エアコンが当たり前の設備ではなかった、最後の世代に属しているのかも知れません。中高生時代は、エアコンなしで普通に過ごしていました。学校の教室にもエアコンはなく、そこで何とブレザーなど羽織って過ごしていたのです。
(もっともそれは、私が鉄道遠距離通学者だったので、行き帰りの冷房がきつくてブレザーが必須だったせいですが)
その頃は、夏ってこんな感じに過ごしていたなぁ、としみじみ感じるのです。
エアコンなしで過ごすと、空気に、夏の匂いとでもいうようなものが満ちてきます。体の細胞のひとつひとつが、それを吸いこんで太陽の光を発散するような感じです。
まぁたくさんの大人や軽鴨の君も、夏に一生懸命働かなくてよくて、長い長いお休みをとれるのなら、こんなにエアコンを必要としないのかも知れません、けれどね。
眼精疲労 ― 2005年08月12日
パソコンやらテレビのモニターやらを見ている時間が長くて、相当疲労しています。ブルーベリーをバケツ一杯くらい食べたい気分です。
テレビでもゲームでも映画でもドラマでも本でも、とにかく一気に終わりまで鑑賞しないと気が済まないので、コンテンツに向かう時は大抵こんな状況になります。
本はまだ楽です。読むスピードは速い方ですから。「戦争と平和」も2日で読み切りましたし。
問題はゲームでして。最近のゲームは特に長いものが多いですし、これについては早解き名人でも何でもないので、攻略情報を手元に置いてもまぁ3日から1週間くらいはかかります。その間、あまり他のことに頭を振り向けられないので、生活も少々狂いますし、とにかく疲労は激しくなります。
ここ数日は、積んゲームの消化に追われて、あまり人間らしい生活を送っていません。今月いっぱいくらいで、これも終わる予定……なのですが、さてはて。
テレビでもゲームでも映画でもドラマでも本でも、とにかく一気に終わりまで鑑賞しないと気が済まないので、コンテンツに向かう時は大抵こんな状況になります。
本はまだ楽です。読むスピードは速い方ですから。「戦争と平和」も2日で読み切りましたし。
問題はゲームでして。最近のゲームは特に長いものが多いですし、これについては早解き名人でも何でもないので、攻略情報を手元に置いてもまぁ3日から1週間くらいはかかります。その間、あまり他のことに頭を振り向けられないので、生活も少々狂いますし、とにかく疲労は激しくなります。
ここ数日は、積んゲームの消化に追われて、あまり人間らしい生活を送っていません。今月いっぱいくらいで、これも終わる予定……なのですが、さてはて。
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