ライフログのガンダーラを求めて ― 2012年06月07日
今年は少し真面目にライフログなるものをつけようかなと思い、色々ちょこちょこメモしています。
iPhoneとiPadの登場で、こういう記録をつけるのは以前より格段に楽にはなっているのですけど、いざそれをまとめるというところになると、なかなか自分のやり方にちょうどいい方法って見つからないものですね。
という訳で、今日の話は自分用の覚え書きのようなものなので、他の人が読んでも全然楽しくないと思いますが、あしからず。
私は、長めの文章や走り書きはMacJournalというアプリに保存していますが、これは文章を書いて保存するという点ではとても使いやすくていいのですけれど、各デバイスの同期はちょっと手がかかります。自動ではできなくて、各デバイスのアプリが起動している状態で、手動で同期させないといけません。なので、外出先で「あ、あの文章」とか引っ張り出そうとしても、同期し忘れてたりします。
同期という点で使いやすいのはやはりEvernoteでありますが、Evernoteって保存や同期には優れているのですけれど、専用クライアント上で文章を書いたりするのが、どうも私の場合うまくいかないのですよね。細かいレイアウトの相性が、悪くはないけれど良くもない、という感じなのだと思います。なので、あくまで容れ物として使っています。メール送信を利用した保存ができたり、Webのクリップをしたりするのには無敵の強さを誇るのですけれど……。あ、あとiPadがWiFi専用なので、外出先でちょっと不便になったりします。
MacJournalが、エントリを自動でEvernoteに転送するか、あるいは同期がiCloud経由で自動でできるようになると、結構いいのですけどねぇ。
長めの文章ではない、細切れのメモとか、食べたものとか、写真とか等々については、色々なアプリがあるのですが、その記録をまとめて保存したり閲覧したりするのがまた大変。
一番普通に使われるのはTwitterなのでしょうけれど、私はTwitterというのが本当に苦手で、タイムラインを追っているととても疲れてしまいます。それにいちいち自分の行動を他の人に全部見せたいとは思わないし。誰もフォローしない非公開のアカウントを作って記録するという方法がありますが、Twitter自体への苦手意識がどうも克服できません。
Twitterライクなログアプリは結構出ていますが、これもまた見事なまでに一長一短。
iPhoneとiPadアプリで有名なのは「瞬間日記」という、Twitterのように140文字のエントリを次々作っていって日付で管理するものですが、これはレイアウトがどうもしっくり来ない。いかにもアプリです、という機械っぽい感じが、苦手なのかなぁ。あと、Mac版がないのが致命的。Macを使っている時にいちいちiPhoneやiPadを出してきて起動して……とかやってられません。
iOSデバイスとMac双方に対応しているTwitterライクライフログアプリの雄は、恐らく「Day One」。ちなみにこれ、Google検索する時に間のスペースが無視されるのか、昔流行した「DA・YO・NE」という歌がぞろぞろ検索に引っかかるのが笑えます。
Day OneはiOSとMac版両方に対応していて、同期もiCloud経由で自動、しかもとても素早く行ってくれます。便利便利。が、しかし、保存できるのはテキストだけで、画像や位置情報などは保存できません。アウトプットもテキストデータで手動でしないといけません。
Day Oneにアイコンが何故か似ている「Momento」というiOSアプリは、TwitterやRSSなどのエントリを取得して保存できるのが画期的ですが、これもエクスポートは手動で、テキストデータになっています。
そこへiOSアプリの「Flava」というのが颯爽と登場しまして、レイアウトがなかなかおしゃれで、テキストも画像も位置データも対応、しかもEvernoteに同期可能。あと、エントリを作成したらTwitterに投稿するのを選択できる(しかもエントリごとに選択可能)ということでかなり期待したのですが……。
Evernoteへの同期が手動というのはともかく、1エントリにつき1つのノートを作成する方式なので、「○○に行った」という1行で終わるメモまで全部別々のノートにされ、結構鬱陶しいノートブックになってしまいます。まぁそれでいい、と割り切ってしまえば楽なのかも知れませんが。1日のエントリが1つのノートにまとまれば、かなり使いやすそうなのですけどね。
1日のメモを全部1つのノートにまとめてEvernoteに送ってくれるiOSアプリの「PostEver」も結構いいのですが、どうも、レイアウトが今ひとつ好みではないというか、エントリを作るのが楽しいという気持ちになれないのです。まぁレイアウトやインターフェースのデザインは、趣味の問題なので贅沢言うなといわれればそれまでなんですけど。
……とまぁ、このような訳で、ライフログの放浪はまだまだ続くのです。これ以外にも、ある種の要素に特化したログアプリ(ToDoとか体重測定とか食事とか)は色々あるのですけれど、それらのデータをまとめて管理するというのがまた、大変ですよねえ。
理想を全部挙げるなら、
・iOS版とMac版両方があって
・同期が自動で速くて
・レイアウトが美しくて
・テキストだけでなく画像なども保存できて
・Twitterなどへのシェア機能はあるけれどエントリごとに選択可能で
・エキスポートしたログを後から確認しやすい
ということなのでしょうけど、自分で書いてて、これ全部満たすアプリ作るとしたら、一体いくらかかるんだと思いました……。
つべこべ言わずに、色々なアプリを使い分けて、その出力をこまめに自分で整理していくしかないのでしょうねぇ。まぁ結局は、手間暇かける人が勝つということのようです。
iPhoneとiPadの登場で、こういう記録をつけるのは以前より格段に楽にはなっているのですけど、いざそれをまとめるというところになると、なかなか自分のやり方にちょうどいい方法って見つからないものですね。
という訳で、今日の話は自分用の覚え書きのようなものなので、他の人が読んでも全然楽しくないと思いますが、あしからず。
私は、長めの文章や走り書きはMacJournalというアプリに保存していますが、これは文章を書いて保存するという点ではとても使いやすくていいのですけれど、各デバイスの同期はちょっと手がかかります。自動ではできなくて、各デバイスのアプリが起動している状態で、手動で同期させないといけません。なので、外出先で「あ、あの文章」とか引っ張り出そうとしても、同期し忘れてたりします。
同期という点で使いやすいのはやはりEvernoteでありますが、Evernoteって保存や同期には優れているのですけれど、専用クライアント上で文章を書いたりするのが、どうも私の場合うまくいかないのですよね。細かいレイアウトの相性が、悪くはないけれど良くもない、という感じなのだと思います。なので、あくまで容れ物として使っています。メール送信を利用した保存ができたり、Webのクリップをしたりするのには無敵の強さを誇るのですけれど……。あ、あとiPadがWiFi専用なので、外出先でちょっと不便になったりします。
MacJournalが、エントリを自動でEvernoteに転送するか、あるいは同期がiCloud経由で自動でできるようになると、結構いいのですけどねぇ。
長めの文章ではない、細切れのメモとか、食べたものとか、写真とか等々については、色々なアプリがあるのですが、その記録をまとめて保存したり閲覧したりするのがまた大変。
一番普通に使われるのはTwitterなのでしょうけれど、私はTwitterというのが本当に苦手で、タイムラインを追っているととても疲れてしまいます。それにいちいち自分の行動を他の人に全部見せたいとは思わないし。誰もフォローしない非公開のアカウントを作って記録するという方法がありますが、Twitter自体への苦手意識がどうも克服できません。
Twitterライクなログアプリは結構出ていますが、これもまた見事なまでに一長一短。
iPhoneとiPadアプリで有名なのは「瞬間日記」という、Twitterのように140文字のエントリを次々作っていって日付で管理するものですが、これはレイアウトがどうもしっくり来ない。いかにもアプリです、という機械っぽい感じが、苦手なのかなぁ。あと、Mac版がないのが致命的。Macを使っている時にいちいちiPhoneやiPadを出してきて起動して……とかやってられません。
iOSデバイスとMac双方に対応しているTwitterライクライフログアプリの雄は、恐らく「Day One」。ちなみにこれ、Google検索する時に間のスペースが無視されるのか、昔流行した「DA・YO・NE」という歌がぞろぞろ検索に引っかかるのが笑えます。
Day OneはiOSとMac版両方に対応していて、同期もiCloud経由で自動、しかもとても素早く行ってくれます。便利便利。が、しかし、保存できるのはテキストだけで、画像や位置情報などは保存できません。アウトプットもテキストデータで手動でしないといけません。
Day Oneにアイコンが何故か似ている「Momento」というiOSアプリは、TwitterやRSSなどのエントリを取得して保存できるのが画期的ですが、これもエクスポートは手動で、テキストデータになっています。
そこへiOSアプリの「Flava」というのが颯爽と登場しまして、レイアウトがなかなかおしゃれで、テキストも画像も位置データも対応、しかもEvernoteに同期可能。あと、エントリを作成したらTwitterに投稿するのを選択できる(しかもエントリごとに選択可能)ということでかなり期待したのですが……。
Evernoteへの同期が手動というのはともかく、1エントリにつき1つのノートを作成する方式なので、「○○に行った」という1行で終わるメモまで全部別々のノートにされ、結構鬱陶しいノートブックになってしまいます。まぁそれでいい、と割り切ってしまえば楽なのかも知れませんが。1日のエントリが1つのノートにまとまれば、かなり使いやすそうなのですけどね。
1日のメモを全部1つのノートにまとめてEvernoteに送ってくれるiOSアプリの「PostEver」も結構いいのですが、どうも、レイアウトが今ひとつ好みではないというか、エントリを作るのが楽しいという気持ちになれないのです。まぁレイアウトやインターフェースのデザインは、趣味の問題なので贅沢言うなといわれればそれまでなんですけど。
……とまぁ、このような訳で、ライフログの放浪はまだまだ続くのです。これ以外にも、ある種の要素に特化したログアプリ(ToDoとか体重測定とか食事とか)は色々あるのですけれど、それらのデータをまとめて管理するというのがまた、大変ですよねえ。
理想を全部挙げるなら、
・iOS版とMac版両方があって
・同期が自動で速くて
・レイアウトが美しくて
・テキストだけでなく画像なども保存できて
・Twitterなどへのシェア機能はあるけれどエントリごとに選択可能で
・エキスポートしたログを後から確認しやすい
ということなのでしょうけど、自分で書いてて、これ全部満たすアプリ作るとしたら、一体いくらかかるんだと思いました……。
つべこべ言わずに、色々なアプリを使い分けて、その出力をこまめに自分で整理していくしかないのでしょうねぇ。まぁ結局は、手間暇かける人が勝つということのようです。
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