ヒバの湯玉2011年11月08日

 昨日のお風呂には、ヒバを入れました。精油ではなく、ヒバの木材を玉状に加工した、湯玉というものです。ヒノキの湯玉はメジャーですが、ヒバの湯玉も、最近あちこちで見かけるようになってきました。
 湯玉の状態だと、そんなに香りもしないので、大丈夫ですかね博士?な感じなのですが……木の力とはすごいもので、水から沸かすと、沸いた時には湯船全体にふうわりと、しっとり甘やかな、それでいて穏やかな香りが広がります。
 ヒノキはぐっと重厚で、静まり返った森のような香りですが、ヒバはそれに比べると優しいというか明るいというか、親しみやすい感じです。その代わり、香りの持ちはヒノキより弱い気がします。ヒノキがベースノートなら、ヒバは同じベースノートでもややミドルノート寄り……でしょうか。いえ勝手に私がそう感じるだけなので、専門家がちゃんと診断すると全然違ったりしそうですけど。あと、湯玉を使った時の話なので、精油だとまた違う状態になることもありそうです。同じハーブでも、精油を使った時と、ドライハーブをお風呂に入れた時と、微妙に違いますものね。
 ともあれ、なかなかヒバ風呂は心安らぐものだったので、またやってみようと思います。
 実は、いつか石けんに使おうとヒバ精油も買ってあるのですが……どんな感じになるのかなぁ。

 ここ数日、何故か私はまた、やや抑鬱的な状態が来ていて、片づけをじわじわと進める一方で、昼はぐったりと寝ていることも多くなっています。まぁよく来る波ではありますし、できることを少しずつ進めながら、この状態をなだめていくしかないとわかっているのですが。
 木の香りが、少しでもこれを和らげてくれるといいなぁと思いつつ、私は今日もながながと横になっています。