焼き大根2010年01月08日

 食材として好きなのに、なかなかうまく使えない存在ってあるものです。冷蔵庫で何故か余りがちになってしまう野菜。
 たとえば大根。
 私は大根が好きですが、意識しないと大根を使った料理を作ろうとしません。たぶん、調理に時間をかけた方がおいしいという思い込み(ある意味ではそれは正しいのですが)があって、夕飯を作る段になると「もう下ごしらえしてる時間ないし」という気分になるせいだと思います。
 ふろふき大根とか好きなのですが、最近作っていません。作ればいいのに。

 で、今日も軽鴨の君からカエルコールが来てから、さて何作ろうということになったのですが、カノウユミコさんの「大根料理」という料理本に載っていた「焼き大根」がおいしそうで、しかも意外と時間がかからないので、作りたくなったのです。
http://www.amazon.co.jp/dp/4839925208/

 トータルで20分くらいで作れるレシピ。ざっくり言うと、蒸し煮した半月切りの大根をグリルやトースターで焼いて焦げ目をつけて、好きな味付けでいただくというもの。
 これがとてもおいしくて、軽鴨の君にも大層喜ばれて、また食べたいというリクエストを賜りました。
 煮込んだ大根よりもさわやかな感じで、けれどこっくりとした野菜の甘味があります。これは確かに独特のおいしさです。飽きずにぱくぱくと食べてしまえそう。
 作る時間もそんなにかからないので、また夕飯に作るといたしましょう。幸い、大根はらでぃっしゅぼーやからたくさん届きます。冬の味覚ですしね。