手抜き2010年01月05日

 お昼は、ほうれん草のペペロンチーノスパゲティなど作り、緑色を愛でながら食べておりました。

 夕飯は、軽鴨の君が外で食べてくるとのことで。
 そういう夜は、私は大抵とてもいい加減なごはんで済ませます。ひとりのごはんて、何てつまらないんでしょう。丹精込めて作ったところで、食べるのは一瞬。そう思うとたちまち面倒になってしまうのです。
 森茉莉女史は、自分がおいしいものを食べるのが好きで、他人のためには作らないとエッセイに書いていたけれど、そういう人が作るごはんはきっとおいしいのだろうなぁ。
 けれど私は森茉莉ではないので、あたためた昨日の玄米ごはんに、玄米たまごやらキムチやらキャベツの浅漬けやらをのっけて、適当に食べてごはんを終わらせてしまうのです。
 そして、明日はちゃんとごはんを作らないとなぁと思いつつ、考え事をしながら食べ終わってしまって、ごはんのことを忘れてしまうのが私のひとりのごはんの日常です。