近況報告 ― 2009年12月02日
右手の人さし指の爪を思い切り割って、やれやれと絆創膏を貼っていたら、今度は左手の親指の爪が割れて、爪用接着剤で修復している日々です、こんにちは。
久しぶりのエントリーになってしまいました。少し近況など。
* *
このところ、調子がすぐれなくて昼夜逆転、いや昼夜逆転しているから調子がすぐれないのか、とにかくまぁそんな感じで、しんどい毎日が続いています。
欠かさずFF11にはログインしていますが(苦笑)これと、軽鴨の君との会話のおかげで、かろうじて寝たきりになるのを防いでいるような感じです。
* *
先日の軽鴨の君の誕生日には、少し気合いを入れて炊込みごはんやら何やら、色々おかずを作ってがんばってみました。
まぁがんばったとはいえ、絶対評価としては実にしょぼいものなので、次の土曜日にでもおいしいレストランを予約する予定です。
* *
事業仕分けがらみで、色々と気になることがあって、調べ物をしたり考えをまとめてみたりしたのですが、その過程で見えた、「専門家」たちの選民意識・特権意識には、正直辟易させられました。
私の狭い見聞だけのことだと思いたいのですが、事業仕分け人の意見の方は論理的でわかりやすいのに対し、反論・批判する側の意見がほぼ全て感情論に傾き、肝心な論点を説明していなかったり、改善点を明示できなかったりしているところに、失望しています。
私はこれでも、学者になることに挫折した大学院中退の人間で、しかも何かのスペシャリティになることにもことごとく失敗してきた人間ですから、学者や専門家には一定の評価と尊敬を抱いてきましたのですけれど、だからなおさら失望感が強いのかも知れません。
思うに、予算がカットされる、何かの補助や恩恵の対象から外される、ということを、イコールその分野や専門の全否定、と短絡的にとらえてしまう専門家が多すぎるのではないでしょうか。
さらにがっかりしているのは、そういう似非専門家の感情的な亡国論にただ乗りして、事業仕分けは邪悪で愚鈍、政府の陰謀、文化の否定、みたいな、ファンタジー小説にも今どき出てこないような「絶対悪」を作り出して騒ぐことで、「オレは専門家の正しさと重要性がわかってる、デキるやつだぜ」と思い込んでしまっているようにしか見えない人がまたたくさん目に付くことです。
それは要するに、相手を人間じゃないと決めつけて自分の正義を主張する話に過ぎません。
事業仕分けを、いじめだ魔女狩りだと騒ぐ人々は、自分が本当は魔女を火あぶりにしようと火のついた松明を振り回していることに気付かないのでしょうか。
もっとも彼らは、自分の存在と生命が脅かされているという錯覚とヒステリーにあおられているだけなのかも知れませんが。
* *
Twitterを始めてから、ブログの更新が滞ったという話はよく聞きますが、私の場合はあまり頻度が変わってないようです。つまりあまり更新されない……おいおい。
たぶん、Twitterでも自分の発言にレスやRTが来ることがあまりないので、ブログと変わらないのでしょうね。
なのでもっぱら、読む人になっています。
もう少し、自分のTwitの方向性を絞った方が、面白いものになるのかも知れません。難しいですね。
* *
最近思うのは、世の中が、若者が、政治家が、官僚が、小説が、アニメが、昔よりも悪くなっている、質が落ちている、亡国の兆しがある、といった発言は、まず確実に間違っているということです。
たぶん、世の中も若者も政治家も官僚も小説もアニメも、昔に比べて特別善くも悪くもなってないのです。昔がよく見えるとしたら、それは感傷か、思い出補正か、新旧どちらかに対する無知か、その辺りの錯覚に過ぎません。
私個人も、自分の意にかなうものにめぐりあう機会は、段々と少なくなっていますけれど、それは単に私が年をとってストライクゾーンが狭くなってきているからです。
大抵の問題は、自分に原因がある(少なくとも原因の一端はある)というのが、私が近頃唱えるようになったおまじないの言葉です。
であるならば、さきほどあげた専門家への失望も、私個人に何らかの根があるはずです。専門家に失望して皮肉を言う前に、まず「それじゃわかんないよ!説明して!」と子供のように無邪気に叫ぶべきなのかも知れません。
* *
と、まぁ、とりとめのない近況報告を書いてみました。
私は元気ではないですが、それなりにやっております。
久しぶりのエントリーになってしまいました。少し近況など。
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このところ、調子がすぐれなくて昼夜逆転、いや昼夜逆転しているから調子がすぐれないのか、とにかくまぁそんな感じで、しんどい毎日が続いています。
欠かさずFF11にはログインしていますが(苦笑)これと、軽鴨の君との会話のおかげで、かろうじて寝たきりになるのを防いでいるような感じです。
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先日の軽鴨の君の誕生日には、少し気合いを入れて炊込みごはんやら何やら、色々おかずを作ってがんばってみました。
まぁがんばったとはいえ、絶対評価としては実にしょぼいものなので、次の土曜日にでもおいしいレストランを予約する予定です。
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事業仕分けがらみで、色々と気になることがあって、調べ物をしたり考えをまとめてみたりしたのですが、その過程で見えた、「専門家」たちの選民意識・特権意識には、正直辟易させられました。
私の狭い見聞だけのことだと思いたいのですが、事業仕分け人の意見の方は論理的でわかりやすいのに対し、反論・批判する側の意見がほぼ全て感情論に傾き、肝心な論点を説明していなかったり、改善点を明示できなかったりしているところに、失望しています。
私はこれでも、学者になることに挫折した大学院中退の人間で、しかも何かのスペシャリティになることにもことごとく失敗してきた人間ですから、学者や専門家には一定の評価と尊敬を抱いてきましたのですけれど、だからなおさら失望感が強いのかも知れません。
思うに、予算がカットされる、何かの補助や恩恵の対象から外される、ということを、イコールその分野や専門の全否定、と短絡的にとらえてしまう専門家が多すぎるのではないでしょうか。
さらにがっかりしているのは、そういう似非専門家の感情的な亡国論にただ乗りして、事業仕分けは邪悪で愚鈍、政府の陰謀、文化の否定、みたいな、ファンタジー小説にも今どき出てこないような「絶対悪」を作り出して騒ぐことで、「オレは専門家の正しさと重要性がわかってる、デキるやつだぜ」と思い込んでしまっているようにしか見えない人がまたたくさん目に付くことです。
それは要するに、相手を人間じゃないと決めつけて自分の正義を主張する話に過ぎません。
事業仕分けを、いじめだ魔女狩りだと騒ぐ人々は、自分が本当は魔女を火あぶりにしようと火のついた松明を振り回していることに気付かないのでしょうか。
もっとも彼らは、自分の存在と生命が脅かされているという錯覚とヒステリーにあおられているだけなのかも知れませんが。
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Twitterを始めてから、ブログの更新が滞ったという話はよく聞きますが、私の場合はあまり頻度が変わってないようです。つまりあまり更新されない……おいおい。
たぶん、Twitterでも自分の発言にレスやRTが来ることがあまりないので、ブログと変わらないのでしょうね。
なのでもっぱら、読む人になっています。
もう少し、自分のTwitの方向性を絞った方が、面白いものになるのかも知れません。難しいですね。
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最近思うのは、世の中が、若者が、政治家が、官僚が、小説が、アニメが、昔よりも悪くなっている、質が落ちている、亡国の兆しがある、といった発言は、まず確実に間違っているということです。
たぶん、世の中も若者も政治家も官僚も小説もアニメも、昔に比べて特別善くも悪くもなってないのです。昔がよく見えるとしたら、それは感傷か、思い出補正か、新旧どちらかに対する無知か、その辺りの錯覚に過ぎません。
私個人も、自分の意にかなうものにめぐりあう機会は、段々と少なくなっていますけれど、それは単に私が年をとってストライクゾーンが狭くなってきているからです。
大抵の問題は、自分に原因がある(少なくとも原因の一端はある)というのが、私が近頃唱えるようになったおまじないの言葉です。
であるならば、さきほどあげた専門家への失望も、私個人に何らかの根があるはずです。専門家に失望して皮肉を言う前に、まず「それじゃわかんないよ!説明して!」と子供のように無邪気に叫ぶべきなのかも知れません。
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と、まぁ、とりとめのない近況報告を書いてみました。
私は元気ではないですが、それなりにやっております。
実感 ― 2009年12月31日
ようやく少し年の瀬の気分になってきました。今さら! やはりどたばた掃除したり、軽鴨の君とそろってみかんを食べながらまったりと過ごしたりしているのが、年の瀬感を高めるのでしょうか。
紅白歌合戦も、「お前誰だよ歌合戦」(by谷山浩子女史)になっている私ですが、何となくほとんど習慣で見ている感じ。最近の歌を知らないのは典型的なおばさんの傾向ですね。まぁ仕方ない。
今年もどたばたしつつ、無事に過ごすことができました。
これを読むあなたに、これを読まないあなたに、声が届かないほど遠くにいるあなたに、声が届かないほど近くにいるあなたに、どうぞ幸せが光のように降り注ぎますように。
紅白歌合戦も、「お前誰だよ歌合戦」(by谷山浩子女史)になっている私ですが、何となくほとんど習慣で見ている感じ。最近の歌を知らないのは典型的なおばさんの傾向ですね。まぁ仕方ない。
今年もどたばたしつつ、無事に過ごすことができました。
これを読むあなたに、これを読まないあなたに、声が届かないほど遠くにいるあなたに、声が届かないほど近くにいるあなたに、どうぞ幸せが光のように降り注ぎますように。
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