購買中毒 ― 2005年07月01日
7月は今日始まったばかりだというのに、本予算の大半を遣ってしまいました。しかも買った本のなかには、ずいぶんくだらなそうなものも混じっています。
用事が詰まっている日々だと、つい本を買ってしまいます。しかも、気力の必要な本は読めないので、つまらない本が多くなります。もはや、ストレスに波立つ精神を落ち着かせるためだけに、活字を摂取する訳です。こういう時に買った本の大半は、その後処分される運命にあります。気の毒な話です。
疲れると食事をインスタントでごまかすのと、少し似てますね。
用事が詰まっている日々だと、つい本を買ってしまいます。しかも、気力の必要な本は読めないので、つまらない本が多くなります。もはや、ストレスに波立つ精神を落ち着かせるためだけに、活字を摂取する訳です。こういう時に買った本の大半は、その後処分される運命にあります。気の毒な話です。
疲れると食事をインスタントでごまかすのと、少し似てますね。
梔子 ― 2005年07月02日
夜歩いていたら、あの甘い香りが、雨上がりの湿気に運ばれてやってきました。
どこかで、美しい白い芸術品のようなクチナシの花が咲いているようです。
こっくりと水気を含んだ、涼やかで甘い香り。
この香りの似合う女性になりたいと、思いつつ、その目標はまだ遠いような……。
どこかで、美しい白い芸術品のようなクチナシの花が咲いているようです。
こっくりと水気を含んだ、涼やかで甘い香り。
この香りの似合う女性になりたいと、思いつつ、その目標はまだ遠いような……。
茶池書林 ― 2005年07月03日
私のつれあいである軽鴨の君が、誕生日プレゼントに
「好きな本をこれこれの金額まで買ってあげるよ」
と言ってくれました。
わーいわーいわーいごそごそごそごそごそぱたぱたぱたぱたぱた……
本屋か出た私の腕には、2kgを越えると思われる量の本が抱えられていたのでした。
買いたい本はまだまだたくさんあった、という自分の本に対する依存ぶりが恐ろしい。これでもう当分は本がなくても大丈夫!と言いたいところですが、そうはいかないのですね。とほほ。
何はともあれ、しばらくはお茶を飲みながら本を読みたいところなのですが、前の日記にも書いた用事に当分拘束されるので、その時間がとりにくいのが、きりきり胃が痛くなるほど辛いです。
「好きな本をこれこれの金額まで買ってあげるよ」
と言ってくれました。
わーいわーいわーいごそごそごそごそごそぱたぱたぱたぱたぱた……
本屋か出た私の腕には、2kgを越えると思われる量の本が抱えられていたのでした。
買いたい本はまだまだたくさんあった、という自分の本に対する依存ぶりが恐ろしい。これでもう当分は本がなくても大丈夫!と言いたいところですが、そうはいかないのですね。とほほ。
何はともあれ、しばらくはお茶を飲みながら本を読みたいところなのですが、前の日記にも書いた用事に当分拘束されるので、その時間がとりにくいのが、きりきり胃が痛くなるほど辛いです。
不安定 ― 2005年07月04日
ホームページを更新していましたが、Contributeが落ちる落ちる。
せっかくメモリがたくさんになって安定してきたと思ったんだけどなー。なにかキャッシュが溜まるか何かすると、不安定になる気がします。こまめにMac本体を再起動しろってことかしら。でも最近スリープしかやらないんですよね……。
バージョンを上げたら安定するのか、ちょっとわからないので、悩ましいところです。それを考えるならOSのバージョンも上げたいし……そうするとデータのバックアップも考えないと……もごもごもご。
早い内に、一気呵成にこの辺りを片づけてしまわないと、ずっともごもごしてそうですな。
せっかくメモリがたくさんになって安定してきたと思ったんだけどなー。なにかキャッシュが溜まるか何かすると、不安定になる気がします。こまめにMac本体を再起動しろってことかしら。でも最近スリープしかやらないんですよね……。
バージョンを上げたら安定するのか、ちょっとわからないので、悩ましいところです。それを考えるならOSのバージョンも上げたいし……そうするとデータのバックアップも考えないと……もごもごもご。
早い内に、一気呵成にこの辺りを片づけてしまわないと、ずっともごもごしてそうですな。
皮肉 ― 2005年07月05日
私は仕事が苦手である。苦手であるけれど得意、というなら救いがあるのだが、苦手でそのうえ下手である。何しろ仕事で役に立った実感とか、達成感を得たとか、そういったことがほとんどない。
だから、なるべく仕事と名の付くものは遠慮するようにしている。単なる迷惑になるか、そうでなければ自分の心が折れるか、どっちかだからだ。
それなのに、仕事を頼まれることがよくある。
しかも、断りにくい場面が多い。
世の中には、求職している人が山のようにいるというのに、どうして、私のようになるべく仕事に関わるまいと頭を低くしている人間のところに落ちてくるのだ。
なんだか、女に興味なんかない、とクールに過ごしている男性ほどモテる、みたいな皮肉が存在しているような気がしてならない。
だから、なるべく仕事と名の付くものは遠慮するようにしている。単なる迷惑になるか、そうでなければ自分の心が折れるか、どっちかだからだ。
それなのに、仕事を頼まれることがよくある。
しかも、断りにくい場面が多い。
世の中には、求職している人が山のようにいるというのに、どうして、私のようになるべく仕事に関わるまいと頭を低くしている人間のところに落ちてくるのだ。
なんだか、女に興味なんかない、とクールに過ごしている男性ほどモテる、みたいな皮肉が存在しているような気がしてならない。
上陸 ― 2005年07月06日
風邪ひいた感じです。
しかも夫婦揃って。
たぶんストレスが効いてるんだろうなぁ。喉が痛くて仕方ありません。
(軽鴨の君はストレス関係ないだろう、というつっこみは聞こえないふり)
しかも夫婦揃って。
たぶんストレスが効いてるんだろうなぁ。喉が痛くて仕方ありません。
(軽鴨の君はストレス関係ないだろう、というつっこみは聞こえないふり)
頭痛 ― 2005年07月07日
喉の痛みと頭痛がさっぱりおさまらない。
まだ仕事は残っていて、明日と、来週の月曜も行かなくちゃならず、その後にさらに4日間ほど、本来頼まれていたはずの日程に入る。
気分的にはかなり辛いのだが、これも修行と思って耐えよう。
まだ仕事は残っていて、明日と、来週の月曜も行かなくちゃならず、その後にさらに4日間ほど、本来頼まれていたはずの日程に入る。
気分的にはかなり辛いのだが、これも修行と思って耐えよう。
偏倚 ― 2005年07月08日
仕事は大変だし、ロンドンは悲惨なテロだし、家には無言電話がかかってくるし、一体何なんでしょう全く。
非通知ははじく設定に変えないとなぁ。
非通知ははじく設定に変えないとなぁ。
大雨 ― 2005年07月09日
すごい雨。近所の川は濁流になっている。
きっと鴨たちは困っているだろう。
今日はちょっと気の滅入る用事があって、疲労ぎみ。
でもやっと「みんな大好き塊魂」を買ったので、明日は軽鴨の君が楽しく転がすのを見られるに違いない。
来週の月曜日さえ終われば、もう少し楽に過ごせるはず。
がんばれがんばれ。
……月曜の夜あたり、エンドルフィンが無制限に放出されて少しおかしくなっていそうだな。
きっと鴨たちは困っているだろう。
今日はちょっと気の滅入る用事があって、疲労ぎみ。
でもやっと「みんな大好き塊魂」を買ったので、明日は軽鴨の君が楽しく転がすのを見られるに違いない。
来週の月曜日さえ終われば、もう少し楽に過ごせるはず。
がんばれがんばれ。
……月曜の夜あたり、エンドルフィンが無制限に放出されて少しおかしくなっていそうだな。
濃厚 ― 2005年07月10日
「鉄子の旅」という漫画を読んでる。
めちゃくちゃに濃い駅系鉄道マニアライターと、鉄道に全く興味のない女性漫画家が、担当編集者と一緒に、濃くて理解不能の領域に達した様々な味わいのある鉄道旅行に出かけるという、企画モノ漫画だ。
途中、「鉄道系にアピールするアイドルの条件とは?」なんて話が出てきて、
「鉄道にすごく興味がある、知識も少しだけある、若くてかわいい女の子」
とマニアは断言する。つくづく、オタクの究極の理想の女性とは、「美味しんぼ」に出てくる栗田さんなのだなぁ、と感じ入るくだりである。
でもこの手の漫画を描くのはものすごく大変なはずで、漫画家の菊池直恵女史の才能には敬意を表する。
出てくる鉄道マニアは、本当にそのまんまで「漫画のキャラみたいなとんがった人」であり、それを漫画化するというのは、恐らく相当困難だ。
途中、ゲストが「もっと横見さん(鉄道マニアの名前) のキャラを生かした方がいいですよ」などと知った風な口をきくが、そのまんまに描いたら「漫画みたいな漫画」という、ダジャレを連発する漫才師みたいな面白くない世界になってしまうはずで、それを客観視しつつ、貶めるのでもなく、面白く描かなくてはいけないというのは、たぶん作者が最も苦労しているところだろう。
(そんな苦労は作中には一言も出てこないけれど。それよりも無意味なまでに濃い旅の辛さで頭がいっぱいなのかも知れないが)
また、人間には適応力があるので、どんなに興味がなくても、旅を繰り返していくうちにだんだんと「洗脳されていく」はずなのだが、そうなってしまわずに、絶対に「普通の人」に踏み止まり続けるところもすごい。
そういったこの漫画の柱を、菊池女史はどこまで意識しているのかはわからないけれど、ここには独特の才能がある。マンネリになってもいいから、持続してほしいなぁと思う次第である。
めちゃくちゃに濃い駅系鉄道マニアライターと、鉄道に全く興味のない女性漫画家が、担当編集者と一緒に、濃くて理解不能の領域に達した様々な味わいのある鉄道旅行に出かけるという、企画モノ漫画だ。
途中、「鉄道系にアピールするアイドルの条件とは?」なんて話が出てきて、
「鉄道にすごく興味がある、知識も少しだけある、若くてかわいい女の子」
とマニアは断言する。つくづく、オタクの究極の理想の女性とは、「美味しんぼ」に出てくる栗田さんなのだなぁ、と感じ入るくだりである。
でもこの手の漫画を描くのはものすごく大変なはずで、漫画家の菊池直恵女史の才能には敬意を表する。
出てくる鉄道マニアは、本当にそのまんまで「漫画のキャラみたいなとんがった人」であり、それを漫画化するというのは、恐らく相当困難だ。
途中、ゲストが「もっと横見さん(鉄道マニアの名前) のキャラを生かした方がいいですよ」などと知った風な口をきくが、そのまんまに描いたら「漫画みたいな漫画」という、ダジャレを連発する漫才師みたいな面白くない世界になってしまうはずで、それを客観視しつつ、貶めるのでもなく、面白く描かなくてはいけないというのは、たぶん作者が最も苦労しているところだろう。
(そんな苦労は作中には一言も出てこないけれど。それよりも無意味なまでに濃い旅の辛さで頭がいっぱいなのかも知れないが)
また、人間には適応力があるので、どんなに興味がなくても、旅を繰り返していくうちにだんだんと「洗脳されていく」はずなのだが、そうなってしまわずに、絶対に「普通の人」に踏み止まり続けるところもすごい。
そういったこの漫画の柱を、菊池女史はどこまで意識しているのかはわからないけれど、ここには独特の才能がある。マンネリになってもいいから、持続してほしいなぁと思う次第である。
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